Notion と Claude で、社内の情報発信を仕組み化しました。
このブログも、その第1号です。
1. なぜ、いま社長ブログを始めるのか
中小企業にとって「情報発信」は、長らく後回しにされてきた領域だと感じています。
目の前のお客様への価値提供、採用、資金繰り、現場の立て直し ── 経営者の時間は有限で、「ブログを書く時間」は常に一番後ろに回されます。かくいう私自身、何度も発信を始めては止めてきました。
しかし2026年のいま、状況は明確に変わりました。AIに記事の初稿を書いてもらい、自分は編集者として「自分の言葉に直す」役回りに回る。 この分業ができるようになった瞬間、情報発信のコストは一気に下がりました。
2. 「書けない」のではなく「仕組みがなかった」
情報発信で詰まる原因は、文才ではなく仕組みの不在です。具体的には、
- ネタはあるのに、まとまった時間がとれない
- 書いても、どこにどう置いて誰に見せるかが決まっていない
- 一度出したら、次がいつ出るか誰にもわからない
…という、属人化したワークフローの欠如が本質でした。
そこで社内で、次の3つをセットで整えました。
| 要素 | 使っているもの | 役割 |
|---|---|---|
| 執筆アシスタント | Claude | 初稿、構成提案、プレスリリース雛形 |
| 管理基盤 | Notion(対外発信管理DB) | ネタ出し→執筆→レビュー→公開までの一元管理 |
| 公開チャネル | コーポレートサイト・Notion公開ページ・note | 読者ごとに届け先を分ける |
3. 1本の記事ができるまで
実際のフローはシンプルです。
- ネタを思いついたら、まずNotionのDBに1行追加(タイトルと種別だけ)
- Claude に「この切り口で800字の初稿を」と依頼 → 数十秒で初稿がNotionに入る
- 自分で手を入れて、自分の言葉にする(これが一番大事)
- ステータスを「進行中」→「完了」にして公開日を設定
- コーポレート/Notion公開/noteへ横展開
重要なのは、AIに丸投げしないことです。初稿はAIが速く書けても、経営者としての「視点」と「温度」は自分にしか書けません。
4. これからの発信について
このブログでは、主に次のようなことを書いていきます。
- 中小企業の現場で、AIを実際にどう使っているか
- 採用・組織づくりで大事にしていること
- 業界(SES・EC・エンジニア領域)のリアルな景色
- 会社の節目となる出来事やプレスリリースの背景
プレスリリースは「事実」、社長ブログは「視点」。役割を分けて、会社の輪郭が少しずつ立体的に伝わる発信を目指します。
次回は、社内で使っているNotion構成について、もう少し具体的に書く予定です。
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